352.公正証書遺言の作り方。
公正証書遺言。
今秋はすでに4件の遺言に立ち会ってきました。
上手い表現は見つかりませんが、
相続手続きとは違う空気をいつも感じます。
何が違うかというと、
「遺言者様が、ご自身の財産の行き先を決める」
このことにつきます。
相続手続きとは正反対です。
相続手続きは、個人様の財産を分け合うのに対し
(ときには奪い合う、なんてこともあります)、
遺言者様が決めるわけですから、違いますよね。
公正証書遺言を作成する前には、
まず、ご自身の財産の「たな卸し」をしていただきます。
公証役場でも、お持ちの財産の合計金額で
手数料が決まります。
ですから、遺言を作成するときに
いちばん最初にしていただくことが
「たな卸し」ですので、覚えておいてください。
私の場合は、「たな卸し」は
ご自宅で行っていただきます。
そうです、宿題です。
そして、宿題はもう1つ。
行き先も決めてきていただきます。
もちろんですね。
ここまでの宿題をしてきていただきまして、
お話を聞きしていきます。
幼少のこと、学生時代のこと、
奥様(ご主人様)とのなれそめ。
この、なれそめから始まって、
お子様のこと、お孫さんのこと、現在の生活。
いっぱいお話をお聞きします。
愚痴もあったり、のろけもあったり(笑)。
見習う点も多々あります。
そうですよね。
遺言を作りたい、って方は
人生の大先輩ですからね。
そして最後に、遺言の内容をお聞きします。
財産の内容、行き先は最後にお聞きします。
そして、心の中で思います。
「なるほど。」
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