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2007年6月 8日 (金)

231.遺言書のあけ方。

 
遺言書のあけ方。

なぜ、この題名にしたのかといいますと、
読者の皆様がこのブログにたどり着くまでに、
実は、さまざまな検索ワードがあるのです。

結構、ビックリ! な検索ワードもあります。
(こちらは番外編でご紹介しましょう)
  
 
そのワードをご紹介しながら、
ご質問にお答えできれば、と思いました。
 
 
  
今日は、
「遺言書のあけ方」です。
  
  
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まず、『遺言書』 と自筆で書かれた封筒があったら、
絶対にあけないでください。
(自筆証書遺言、といわれるものです)

そのままの状態で、家庭裁判所にいきます。

そして、「検認手続き」をしましょう。
検認手続き? となりますよね。
家庭裁判所のHPには、

遺言書の検認とは、
相続人に対し遺言の存在及びその内容を知らせるとともに、
遺言書の形状、加除訂正の状態、日付、署名など検認の日
現在における遺言書の内容を明確にして遺言書の偽造・変造
を防止するための手続です。

とあります。

簡単に言いますと、
「相続人全員で集まって、その遺言書を開封する」手続きのことです。

ですから、相続人である方が自筆証書遺言を見つけた場合、
  1.検認の手続きの申し立て  2.開封する日 の
最低2回は、家庭裁判所に足を運ぶことになります。

大変でしょう。
 
 
また、やっかいなことに、
検認手続きの申し立て(申請)に、

 ●申立書 1通
 ●申立人,相続人全員の戸籍謄本 各1通
 ●遺言者の戸籍(除籍,改製原戸籍)
  (出生時から死亡までのすべての戸籍謄本)各1通

こちらの書類が必要になるのです。
 

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やっかいなこと、というのは、
ここまでセッティングをし、相続人全員で集まったとして、
ようやく遺言書を開封したところで・・・

 
 「残念ながら無効でした・・・」

ということが、少なくないからです。

無効、というのは、
たとえば日付がなかったり、土地の地番がまちがえていたり、
そんな些細なミスで、無効になってしまうのです。
   
 
  
 124.円満な遺言を考える。 

 134.公正証書遺言。 

 137.問題点の多い遺言。  

などでも、ご説明いたしましたが、

残されたご家族が「争族」にならないように作成した遺言。

作成方法に問題が多すぎます。

 

自筆証書遺言では、開封するまでに手間ひまかかるうえに、
無効になった場合、さらに複雑な「争族」になってしまうので
本来なら避けたいものです。
 
  
  
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