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2007年5月10日 (木)

216.共有名義。

「土地は、親父と僕の共有名義です」
 
 
そうです。
静岡では今でも、「長男=同居」 という考えが根強いです。

ですから、親子で不動産を共有しているケースは、
そんなに珍しくありません。普通、といいましょうか。

この場合、おそらく、(亡くなる)順番としましては、
お父様、息子様、という流れが自然ですので、
その都度、名義変更をしていけばいいでしょう。
 
 
   
  
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共有名義、ということでは、最近、困っているケースがあります。

お問い合わせいただいた人数が1人、2人、ではないのです。

じつはこの共有名義、『争族』に発展する確立が高いのです。
  
  
  
例えば、兄弟(姉妹)で共有している場合、です。
 
これが、非常にやっかいなのです。
 
 
 
原因を簡単に説明します。

父・母・兄・弟、4人家族。
お父様が亡くなり、お母様が亡くなりました。

両親の遺産を、兄弟2人で仲良く分けていきました。
 
 
「俺たちが育ったこの土地と家はどうするか」 となったのでしょう。

ここからは推測です。

 

長男が結婚。お嫁さんとご両親と、そこで生活(同居)していました。
なので、家の名義は長男のものにしたのでしょう。

じゃあ、土地はどうしましょう。
 
 
『土地=自分たちが育った場所=2人でわけよう』

こんな流れになったのでしょうか。
 
 
 
30年が経過しました。兄は70歳。弟は65歳。
それぞれの子供たちも、30歳目前。

そんな矢先、兄が亡くなりました。
 

父親と叔父さんの共有名義の土地に住んでいた子ども、
果たしてどうなると思いますか。

はたまた、弟も続けて他界。
その子ども、この土地をもらう権利があります。

そうです。

いとこ同士で共有、になるわけがないですから、
皆さんのご想像通り、『争族』になってしまう場合が多いです。
   

  
 
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このように、
不動産を共有名義にすることは、私たちはおすすめしません。

では、どうするの?
 
 
兄弟平等になるように、様々な角度からアドバイスいたします。

仲良く過ごしてきた実家に、
いつでも遊びに行く、いつでも遊びにおいでと呼べる、
そんな兄弟、親戚関係を保てるようにアドバイスします。

実家に顔を出さなくなった方、呼ばなくなった方。
こんな苦い経験をしてきた方がほとんどですね。
 

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 ●相続手続き・遺言・生前贈与等のお問い合わせは
  相続手続支援センター静岡までお気軽にどうぞ。
  
  
    
   
          
 
 
 
 

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