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2007年2月20日 (火)

186.相続を立体的に考える。

今日、私がブログを綴っている最中に、
偶然にも、

東海支部の荻野先生も同様のブログを更新されていました。

(偶然ですが、うれしいです)
 

前回の 185.こんなところに。 で少し触れましたが、

平面的な、書面上でのことしか考えていない専門家がいて
私も非常におどろいています。

残されたご家族のこと、もう少し入り込んだ相続手続きを
私たちは、行っています。

愛情というか、人間味あふれた手続きを
自信をもって行っていますので、比較していただいたほうが
話が早いかと思いますね、絶対に。
 
 
 

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実は、少し、頭にきているのです。
平面的、書面上でのお手続きをされている方に。

先日、このようなお電話をいただいたのです。
ご主人を亡くされたご婦人からです。
   
   
    
 
 「主人が亡くなりました。
  子供が2人います。そして、主人の父と同居しています。

  主人は三男です。
  長男・二男は、進学とともに上京しました。
  そして、結局、実家には戻りませんでした。

  ですので、三男でしたが主人が家を継ぎました。
  すでに、長男・二男は他界しています。
  連絡もとっていません。

  私の息子たちは、主人亡き後を継ぐつもりでいます。
  義父にも、そう伝えました。

  義父も、それで承知してくれました。
  長男や二男の子供には渡さない、と言っていました。

  金融機関のほうは、なんとか手続きができました。
  あとは、不動産のほうです。

  そこで、ご質問なのですが・・・よろしいでしょうか。」
 
 
  
こちらのご婦人、すばらしいですね。

ご主人亡き後、お義父様の面倒を見ること。
息子さんが継ぐとおっしゃってること。

そして、私に手続きの確認の電話をしてきたこと(笑)。
正解ですよ。
 
 
ですが、このあと、非常にビックリする展開になりました。

 「不動産の名義が、実は、主人と義父の共有名義だったのです。
  よく分からないので、役所の相談会に行って聞いてみると、
 
  
  ”お義父さんが、亡くなった時に、一緒にやればいい”
 
 
  と、おっしゃるのですが、どう思いますか?」
 
 
 

私は、驚くのも通り越して、ア然としてしまいました。

どちらの司法書士さん? どちらの弁護士さん?
何を考えているのでしょう。
 
 
私は、ご夫人に、このように伝えました。
 
 
 
  お客さま、確かにお義父様が亡くなられた後なら、
  お手続きは1度で済むように思えます。

  ですが、お義父様が亡くなったあとでは、
  もっと複雑になってしまいますし、もしかしたら、
  息子さんたちが継ぐこともできなくなるかもしれません。
   
  
  ご主人名義の不動産でしたら、
  奥様とお子様でわけることになりますね。

  お義父様が亡くなられた後は、
  長男・二男・三男のそれぞれのお子様が相続人になります。

  奥様は、相続人ではありません。
  ですから、最悪の場合、
  今、お住まいの家から出なくてはならない場合もあります。

  息子さんたちが継ぐこと、お義父様の面倒を見ること、
  とてもすばらしいと思います。

  なので、お義父様も継いでもらいたいお気持ちがおありなら、
  生前贈与や、遺言などをご家族で考えてみてはいかがでしょう。

  もし、話がまとまりましたら、またお電話をいただけますか。

 
  
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立体的に考えてみると、必ずこのような流れになるでしょう。
 
どうして、残されたご家族のことまで考えないのでしょう。
 
 
とても驚きました。同時にショックでした。

もっと、もっと、
人間味ある相続手続きを浸透させないといけない、と思いました。

今年の目標は、どんどん増えていきます。

 
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