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2006年12月19日 (火)

161.試算のススメ②


2月12日(月・祝) の相続セミナー の打ち合わせで
今日は静岡にいます。仙人小林と打ち合わせです。
  
ニコニコ吉川や、仙人小林からのリクエストで、
このブログを編集して、ご参加いただいた方全員に
お配りできるように、まとめてみようと思っています。

お楽しみに。
 
 
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さて、今日は、『試算のススメ 遺言バージョン』 でしたね。

160.試算のススメ① でもご説明しましたが、

 ①簡単なヒアリング ②書類 

この2点があれば、私たちが[相続税試算表] を作ります。
  

「なぜ、遺言を作成するのに、試算表が必要なの?」
 
 
話すと長くなりますので、正直に申し上げますと、
2月12日(月・祝)の相続セミナー にお越しいただくのが
ベストです(笑)。ブログでは避けたいです。
 
 
なぜなら、説明をしていると、【専門用語】が並んでしまうのです。
 
(と、言い訳をするのもイヤなので、今日は長編でお楽しみ下さい) 
 
 
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父親が亡くなった場合を考えてみましょう。

遺言がなかった場合は、
母親2分の1、長男4分の1、次男4分の1が 『法定相続分』 です。
これは、民法で定められた割合です。

割合はわかったけど、「分け方」がよくわかりませんよね。
 
順番としては、父親の遺産をすべて書き出します。
不動産や有価証券などは、専門的な評価をします。

そして、その遺産を合計したものを家族で分けるのです。
そのときの目安として、○分の1、というようにします。
 
すべて現金で残っていれば、これはキレイに分けられますね。
遺産総額が1000万円あったとしたら、母親が500万円で、
子供たちがそれぞれ250万円ですね。

ですが、現実では、不動産が多いと思うので、専門家に依頼して
評価をしてもらい、不動産の額を算出してもらうことになります。
(それが間違いのない、争う原因を作らない1つの方法ですね)

そして、
  母親は、○○区の土地と現金○○万円
  長男は、△△区の土地と現金△△万円
  次男は、□□区の土地と現金□□万円 というように分けるのです。

まぁ、これはあくまでも、民法で定められた割合ですから、
「お母さんに全部」 もしくは、 「長男に全部」 そして
「次男は家を出たから現金○○万円で、あとは長男に全部」

というように、各家庭で話し合って決めることもあります。
この場合は、法定相続分の割合と違ってきても大丈夫なのです。
 
 
万がいち、お父さんの遺産で争いに発展した場合、
『法定相続分』の割合が基準となるのです。
 
それが、 
母親が2分の1、長男が4分の1、次男が4分の1です。

 
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では、遺言があったとき、どうなるでしょうか。
 
このお父さんに、例えば内縁の妻がいたとして、
「内縁の妻に全部相続する」と遺言にあったとしましょう。
 
 
そうなると、お母さんと子供たち、困りますよね。
 
 
そこで、『遺留分(いりゅうぶん)』という、
簡単にいうと、相続人を守る制度があるのです。

『遺留分』は、『法定相続分』の半分になってしまいます。

今回の場合だと、
母親が4分の1、長男が8分の1、次男が8分の1です。
 
 
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お分かりになりましたでしょうか。

ですから、遺言を作成する場合、遺産争いをさけるためにも、
遺留分を考えたうえで作成しないとならないわけです。
 
 
「遺留分を考えたうえで」=遺産を把握=試算のススメ

という式が成り立つのです。ご理解いただけましたでしょうか。

今日は、長編でしたが、
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました
  
 
 
試算のススメ、2月12日(月・祝)の相続セミナー でも
詳しくお話いたします。お楽しみに。
 
 
 
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