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2006年10月10日 (火)

125.いつまでも子ども。

先月、俳優の丹波哲郎さんがお亡くなりになりました。

ワイドショーで、ご長男の義隆さんは、
「父は隣町に行ったと思っている」とおっしゃってました。

ご葬儀では、参列された皆様、笑顔でお見送りをされ、
スピリチュアルカウンセラーの江原先生は、
丹波さんが棺のうえに座って「ほほえんでいらっしゃいますよ」と
おっしゃってました。

私は、霊界とか、そういうものはよく分かりませんが、
棺の上に座って微笑んでいる、なんて、いいですね。
お家族の方も、皆さん、笑顔でしたし。

普通(と決め付けてしまったらいけないのかもしれませんが)、
故人を見送った後は、笑えないですよね。

気持ちの整理をするまで、時間がかかります。
仕方のないことです。

ですが、「隣町」でいつでも見ているのでしょうから、
いつまでも、故人の思い出を引きずったままではいけないのでしょうね。

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最近、本当に、思うこと。

故人が残した遺産でモメるということは、本当にみじめだなぁ、ということ。

故人が残した遺産で生活を変えなくてはならないこと(困ること)は、
故人も悲しんでいるんだろうなぁ、ということです。

「隣町」で見ているのに、兄弟でモメて顔も合わせない状況になったら
なんておっしゃるでしょうか。

『ちゃんと、分けておいてあげればよかった』

「隣町」で見ているのに、相続税が払えなくて四苦八苦していたら、
どう思うでしょうか。

『準備をしておけばよかった』

となるでしょう。

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相続税が発生する、というのは、ご家庭(故人)にもよりますが、
相続手続きでモメる、ということは、どこのご家庭でもあり得ることなのです。

じゃあ、どうしましょう。
生前に、すべて、分けてあげましょう。

「子どもじゃないんだから、仲良く分けられるだろう」
という考えは、捨てないといけません。

小学生に、お小遣いとゲームとテレビと、ケーキとお菓子とハンバーグと、
自転車と洋服を並べて、「仲良く分けなさい」と言ったら、どうなるでしょう。

そんな感じです。

すべて換金して分けるのなら、そのように指示を出しましょう。

そうでなければ、

「お兄ちゃんには、昔から欲しがっていたゲームとテレビとお小遣い○○円、
 残りを弟に全部あげあげて、仲良く助け合って暮らすように」 という
 理由(お手紙)をつけてあげると、子どもたちは喜ぶと思います。

最近、遺言の話ばかりですが、
本当にご家族のことを考えるのなら、遺言です。

子供たちが小さかったころを、思い出してみてください。
仲良くおもちゃや、お菓子を分けることができましたか??

  

 

 

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