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2006年9月12日 (火)

116.現金をもらう。現金でもらう。

先ほども1件お問い合わせがあったのですが、最近、
「ちょっと、こんなに遺産があるのに、私だけ少ないんじゃないの?」
っていう、お問い合わせが多いです。

まってください。よく考えてみましょうよ。

所詮、なかったものとして考えてみませんか。
いわゆる 「棚からぼた餅」 ですから、相続なんて。

ぼた餅が多い、少ない、
あっちのがほうがいい、こっちのほうがいい、って。

ぼた餅があったこと、それだけで感謝しませんか。

「私には、どっちのぼた餅がいいのか分からないのですが、
 兄が分けたので、ちょっとみて(比較して)もらえますか?」

お兄さん、悲しみますよ。

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昔、お菓子を分けるとき、私も姉とよくケンカをしたものです。

ショートケーキなんて、三角形だし、いちごも乗ってるし、
ケンカしないで分けるほうが無茶でしたね~。

でも、私の母親は、よく言いました。

「お姉ちゃんがキッチリ半分に分けなさい。
 それで、○○(私)が先に選びなさい」

そう言って、ケンカのないように、してました。
(でも、なんだかんだ言って、相手のケーキがうらやましいんです)

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遺産分割でも、そういう感じなのでしょう。

でも、遺産分割は少し、違う部分もあります。
土地や不動産の評価です。

このあたりは、やはり、専門的な評価方法がありますから。
専門的とか言われても、なかなか受け入れられませんけどね。

日曜日に折込チラシを見たりして、「坪50万」なんてあると、
すぐに頭の中で、計算機はじいちゃいますよね。

でも、違うんですよ。

土地を代々守ってきた人がいるわけです。
財産を代々守ってきた人がいるわけです。

その人が、将来、この土地を守ってくれるだろう人に
託すわけですから、もらった人もプレッシャーですよ。

お嫁にいった方々が、口を揃えてこう言います。

「現金しか、もらえなかった」

十分ですよ。

もとはと言えば、なかったもの。棚からぼた餅。

ぼた餅をみんなで仲良く分けようとしていた人が、
必ずいるわけです。その人も、専門家を依頼して、
仲良く分けられるようにお願いしてあるわけですよ。

その専門家だって、プロですから、
争いが起きるように分けてはいないですよ。

それより、何より、時間や労力を割いて依頼しているわけですから、
そのあたりのご苦労を、察していただきたい、と思います。

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現金をもらう。現金でもらう。現金だけもらう。

うらやましい限りですよ。

土地をもらったら、守っていかなくては、という気持ちになります。
アパートをもらったら、維持していくのも、大変です。

最近では、親御さんに(生前に)
「土地を処分して、兄弟で分けやすくしておいて」という方が
非常に多いのですよ。

そう考えてみると、手間もかからない、維持しなくてもいい
現金で、現金だけでもらえたあなたは、とても幸運ですよ。

それでも納得できないようでしたら、再度、お問い合わせください。

 

 

 

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