« 101.静岡にいる仙人小林。 | トップページ | 103.類似業者にお気をつけて。 »

2006年8月10日 (木)

102.3人兄弟のご長男様より。

「手紙もらったんだけどさぁ。
お袋が死んだんだけど、それでちょっと、聞きたいんだけどさぁ」

先日、40歳くらいの男性の方からのお問い合わせです。

推定年齢は、私の短い人生経験からの判断ですが、
最近の方は、声が、やけに若々しい。実に若々しいので、
お会いした時にビックリしてしまう(いろいろな意味で・・・)場合も、
あります。

話がそれてしまいましたが、続けます。

「お袋がこの前死んで、オヤジも、かなり前に死んだんだよね。
で、オレは長男で、おふくろの面倒をさぁ、嫁さんとみてきたんだよね。」

「それは、大変でしたね」

「お袋も、もう年だったし、あんまりお金もなくてね。
葬式とかなんだかんだで、残りは○○万円くらいかな。
弟が2人いるんだけど、こういう場合、どうすればいいのかなぁ。」

「そうですね。ご兄弟でお話し合いをしていただいて、遺産をどうするか、
決めていただかないといけませんね。
そのお話し合いのことを、 【遺産分割協議】 といいます。

そして、そのお話し合いの結果を書面に残しておいて下さいね。
その書面にしたものを 【遺産分割協議書】 といいまして、
金融機関や不動産の名義変更の際には必ず必要になってきますから」

「分かったよ~。
でさ、現金とか預金は、どうやって分けるの???」
 (↑ストレートすぎない?)

「まぁ、ご兄弟が3人様ですので、3等分になりますよね。」
 (↑それなりのコメントをしました)

「でもさ、面倒見てたヤツがさぁ、主張しないの?」
 (↑確かに・・・)

「う~ん、そうですね。そういうケースもございますねぇ。」 
 (↑正直、困っています)

「でも、モメるのはいやなんだよね。」
 (↑おっしゃる通りです)

「そうですよね~」
 (↑どうしよっかなぁ・・・)

「・・・・・・なんか、田島さん的なアドバイスないの?」 

 (↑ きゃ~!!!!!)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

確かに仲良く3人で分けて、これからも仲良く、
というのが理想かもしれません。

でも、ご両親の面倒をみてきたわけですから、やはり弟さんたちは、
「アニキ、ありがとう」という言葉、態度、感謝の気持ちは、
必ず、お兄さんにしなくてはならないと思いますね。

逆に、今回のケースでは、
お兄さんが「面倒見てきたから、オレによこせ」という態度は、
決してとってはいけませんよね。

まずは、弟さんたちに、説明をしなくてはなりません。

「預金と・現金が合わせて○○万円あったよ。
 (通帳を見せるといいかもしれませんね)
葬儀とかで使わせてもらったから、残りは○○万円だよ。
これは、どうすればいいと思う?」

少し、いやらしいですが、分け方をどうするのがいいのか、
弟さんたちに聞いてみると、いいと思いますが、
皆様はどう思いますか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回は、お電話で、簡単にご説明させていただきましたが、
できるならば、お会いして、お話をお伺いしてからアドバイスを
させていただきたいと、思っています。

と、いうのも、やはり、電話だけでは、お兄さんのお気持ちも、
背景も分からないですから、過去の事例をお話してみても、
参考にはなるかもしれませんが、依頼者様のご家族に対して、
それが果たして当てはまるのか、ということからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最後に、電話の向こうで、元気な声で、こうおっしゃってました。

「ありがとぅ。少しラクになったよ。弟たちと、仲良く話をするよ。」

私は、安心して、電話を切りました。

|

« 101.静岡にいる仙人小林。 | トップページ | 103.類似業者にお気をつけて。 »

おすすめサイト」カテゴリの記事

ウェブログ・ココログ関連」カテゴリの記事

生前贈与」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/50289/3004183

この記事へのトラックバック一覧です: 102.3人兄弟のご長男様より。:

« 101.静岡にいる仙人小林。 | トップページ | 103.類似業者にお気をつけて。 »