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2006年7月 4日 (火)

84.遺言。

公証役場に行ってきました。
先週のできごとです。涙が流れてしまいました。

今回の依頼者様は、しっかりされていたので
(考え方も、もちろん意識も)、1週間のスピード遺言でした。

ご依頼者は80歳台後半のおばあちゃんです。
同居している娘さんへの、遺言です。

  

    「おばあちゃん」と私が気やすく呼んでしまうのでは、
    大変、失礼にあたると思いますが、10年前に亡くなった
    私の実の祖母と非常に似ていましたので、
    今回だけはお許し頂ければと思います。

おばあちゃんは、息子さんと住んでいました。
だんなさんが亡くなったときに、ご自宅を息子さん名義に変更し、
そしてそこに、息子さんのご家族と住んでいたようです。

でも、やはり、住みにくかったのでしょうね。
数年したら、娘さんのご家族と一緒に住むようになったようです。

なので、万が一のときは、今もっているものをすべて娘さんに、
と考えたのでしょう。(たしかにその通りです)

おばあちゃんの意思がしっかりされていたので、本当にスピーディでした。

例えば、施設に入られていたり、痴呆が進んでいるとなると、
また、手続きが複雑になってくるからです。

おばちゃんは、公証役場で言いました。

「これで、いつ死んでも大丈夫だ」

そんな冗談の言えるおちゃめなおばあちゃんでしたが、
本当に、安心したのでしょうね。お役に立てて、光栄です。

公証役場からの帰り道、急な下り階段がありました。
娘さんのご主人がおばあちゃんを背負って下りました。

おばあちゃん、しあわせでよかったね。

初めての公証役場。
私は、自分が80歳後半になった時のことを想像してしまいました。
娘は私を面倒見てくれるかしら。娘のだんなさんは背負ってくれるかしら。

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