« 76.大阪での勉強会。 | トップページ | 78.時代の流れ。 »

2006年6月22日 (木)

77.遺言作成にあたって。

今日は、住民票をとってきました。(自分のものです。)
と、言うのも、近々、遺言作成に立ち会います。

上司の浜本は、何度も遺言作成の立会いをしています。
ですが、私は、初めてです。ドキドキします。

遺言公正証書、の作成にあたっては、
最近の「遺言ブーム」で、情報だけが専攻してしまっている部分が
なきにしもあらず、のような気がしてなりません。

先日も、少し、首を傾げてしまう方がいらっしゃいました。

  遺言を何度も書いたそうです。書かせたそうです。
  そうおっしゃってたのです、娘さんが。

  「実母が亡くなり、後妻が財産を食いつぶしたのです。
   だから、私は、後妻には1銭もやらない、やりたくないのです。
   それで、父親に遺言を何度も書かせて、やっとできあがったのです。

   ま、それ以上のものはないと思うのですが、そちらで行っている
   セミナーに参加させていただいて、他の人の遺言を聞いてみたいのです。」

もう、聞かなくてもいいじゃないですか。

私たちは、相続させたい親御さんと、相続を受ける子供さんのご意見を
伺ったうえで、遺留分などのことも考え、作成までたどりつきます。

どんな理由があって、どのようにするのがベスト、ベターなんだろう、って
一緒に考えます。もちろん、家族構成や財産の内容をお話いただいたうえで
信頼関係から、作成までたどりつけると思うのです。

それは、すべてが、そうです。
相続手続きに携わるうえで、お互いの信頼関係がなければ、成り立ちません。

娘さんが一方的に書かせた、という遺言がどういうものなのか、
私は聞いていませんが、完成して、娘さんの気が済んだのでしょうね。
お父様は何もおっしゃりませんでしたから。

私は、娘さんにこう言いました。娘さん、といっても私と同年代ですが。

新しいお母様が財産を使われてしまった、とおっしゃっていましたよね。
私はその事実を知りませんから、余計なお世話かもしれませんが、
1つだけ聞いて下さい。

お父様に万が一のことがあったときに、あなたは悲しみますよね。
新しいお母様は、どう思われるでしょう。
お父様は、お母様1人残してしまった場合、心配になると思いますよ。

(そういったことを含めて)お父様のお気持ちも少し考えてあげてください。

|

« 76.大阪での勉強会。 | トップページ | 78.時代の流れ。 »

おすすめサイト」カテゴリの記事

ウェブログ・ココログ関連」カテゴリの記事

生前贈与」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/50289/2329459

この記事へのトラックバック一覧です: 77.遺言作成にあたって。:

« 76.大阪での勉強会。 | トップページ | 78.時代の流れ。 »